先ずはサンディエゴへ

ロサンゼルスを出発して約２時間後、サンディエゴの街に到着。まずはサンディエゴ市街地の西、サンディエゴ湾を臨む港に係留してある帆船"STAR OF INDIA"の見学からスタート。STAR OF INDIAは今なお帆走できる最古の鉄製帆船だ。1906年に「STAR OF INDIA」という名前に変わり、60年間の航海の後、1923年にサンディエゴ湾へ。1976年に全面改装し、船内は博物館と５つ星レストランとして活躍、現在に至っている。
サンディエゴの観光名所、海のテーマパーク「サンディエゴ・シーワールド」や「サンディエゴ空港」、アムトラックの最南端終着駅である「サンタフェ駅」を通り過ぎ、オーシャンに面したニューイングランド・スタイルのシーポートビレッジで一息ついて。シーフードレストランやユニークなストアが７５店舗ほど、広い遊歩道とともにゆったりと並んでいる。セラミック製品などの小物中心のかわいいお店でウィンドウショッピングを楽しみつつ、ゆっくりと散策してみよう。

シーポートビレッジを離れ、75番フリーウェイをさらに南下して行くとコロナド湾岸大橋にさしかかる。ロバートモシャー設計のこの湾岸大橋は、ケーブルを１本も使っていなく、上から見ると丁度ブーメランのように美しいカーブを描いている。全長3410ｍ、建設費用は当時のお金で5000万ドル、そして２万トンの鉄が使われた。

お待ちかね！メキシコへ

サンディエゴ観光の後には、ついにお待ちかねメキシコへ向けて出発！通常、米国の商用車はメキシコに入れないので、車をパーキングに止めて国境を歩いて渡る。厳重なエントランスから入国すると、もう後戻りはできない。メキシコ領に入国するときは何もチェックされないが、米国側に戻るときに厳しくチェックされるのでパスポートとI-94フォームは必須アイテム。

メキシコに入国する頃にはお腹もぺこぺこ。せっかくなのでランチはメキシコ料理をいただきたい。チップスとサルサソースをおつまみに、メキシコ特産、コロナビールやフローズンマルガリータで気分はちょっとだけメキシカン。もちろん、メイン料理はタコスがお勧め。意外に日本人の口に合うけれど、パクチーが苦手な人は抜いてもらった方がいいかも。陽気な音楽を奏でるマリアッチ奏者が近づいて来たら、お好きな曲をリクエストしてみて。お腹もいっぱいになった後はやっぱりショッピング！ティワナで一番大きなギフトショップ「オパールセンター」へレッツゴー。皮製品、銀製品、民芸品などメキシコ情緒たっぷりのお土産を購入したい。オパールセンター周りにある商店街では偽物を売ってる店もあるので、高額商品にはくれぐれも手を出さないように。